2011年07月02日
時間が止まっている。
フェイスブックでは時々近況をお伝えしているのですが,日記の方はしばらくご無沙汰ですみません。
日々なんとか最低限の仕事はこなしているものの、写真展終了後の震災地への訪問後、私の中ではなんとなく時間がそこから進んでいないような感じがしています。
写真展の疲れもあったのですが、プラス震災地のあまりの惨劇に言葉を失い、全身が痛み、動かなくなりました。
今まで感じたことのない恐怖感に連日さいなまれました。
それは今まで経験した事のある恐怖とは別ものでした。
森や山に一人で入る時に感じる恐怖、それは「生」に対する恐怖感でした。でも震災地で感じた恐怖感は「生がそこに存在しない」恐怖感でした。
今だに、ニュースであのがれきをみると全身に痛みが走ります。今確実にあのがれきの山にも「生」が戻りつつあるはずですが、まだ三陸海岸に向う勇気はでてきません。
今私は何もできぜ、みすぼらしくここでたじろいでいます。なさけないです。すみません。という思いで一杯です。
冒頭から暗い話で恐縮でしたが,ちょっと嬉しいご報告もさせてもらいます。
ぷかぷ館も震災の被害を受けしばらくお休みを頂いておりました。実は私自身は再開を断念していました。大家さんのご好意で営業させていただいているので、これ以上大家さんにはご迷惑はかけられない。三年もやらせてもらったし、楽しい思い出もたくさんできました。ちょうど潮時だなあ〜とやめる方向まっしぐらでした。
ところが嬉しい誤算が・・・・「ぷかぷ館」をなくしてはいけない!と友人達が代替え地を探して来てくれたり、なかには「ぷかぷ館再建募金」を集めましょう。と申し出てくださったり・・・改めて皆様に愛してもらっていた事に心より感謝した次第です。
そして大家さんからのありがたい言葉「僕が全部直してあげるから、またぷかぷ館を再開して、たくさんの人に小松さんの写真をみてもらってください。」・・・・
まさかの展開に感激し,言葉もでませんでした。そんな大家さんのご好意でぷかぷ館は再開させていただくことになりました。
ギャラリー運営はとっても大変です。でもその数十倍の喜びや出会いがあります。そしてここをオープンしていなかったら、タンスの肥やしになっていた自分の分身のような写真達が額装され、スポットを浴び、たくさんの方達に見てもらうこともなかったでしょう。嬉しいことです。
あと何年続けることができるかわかりませんが、もう一踏ん張りしようと思っています。
そして再開にあたりぷかぷ館にスタッフが新加入しました!「藤原智香子さん」「ちかちゃん」って呼んでください。時々私の写真整理の手伝いをしてもらっているので、常駐はしておりませんが、明るくて元気!そしてたよりになるスタッフです。館長の姉優美子ともどもどうぞ宜しくお願いいたします。
いろいろ駄文を書き綴りましたが、ようやくこうして皆様にご報告できる元気が少し出てきました。
まだまだ本調子ではありませんが、立ち止まり、後戻りする事も必要だと思っています。もうしばらくは鈍行列車の旅のように進んで行きたいと思っています。
ぷかぷ館は『日本の色 紫 」を開催中です。濃い色,薄い色,昔は色を表す言葉は全て紫でした。ぜひお越しくださいね。
投稿者 hitomi : 11:57 | »
2011年04月13日
「桜逢瀬」写真展終了致しました。
桜逢瀬写真展無事終了致しました。たくさんの方にご支援頂き、また会場にも足を運んでいただきましてありがとうございました。
2月25日からはじまりました東京は、さすがの人出!「やっぱ東京は大きいんだな〜」と驚き、連日の超満員にびっくり仰天!なれない共通語に少々疲れました。
次の札幌写真展は、初日があの大震災が起こった3月11日。このまま写真展を続けていいのか随分迷いました。でも「写真の力を信じましょう!」というサロンの方の後押しで写真展は続行。
被災地の桜の写真もあったので外す事も考えましたが、そのまま展示させてもらいました。連日、その写真の前で佇み涙する人が多く、お客様と共に、被災者の方のご冥福を祈り、またいつかこの景色に戻る事を信じましょう。と語り・・・・
また連日のニュースで落ち込んでいたけど写真を見て気持ちが楽になりました。と穏やかな表情で帰られたお客様をみてホッとしたり・・・・普通の写真展では感じ得ない想いを頂き、そして励まされ、一生忘れられない写真展となりました。札幌での六日間は耐震ビルの中での写真展、電気も水道も止まる事もなく、普段と変わりない生活を送る事ができました。なんだか桜に誘われて安全な所に連れて行ってもらったような気がしました。
そして最終の秋田展。こちらも当初開催するべきか?思い悩みましたが,先輩カメラマンや友人達の後押しもあり開催する事に決めました、でも問題は写真の輸送。それも札幌のフジフォトサロンの方々のご尽力でなんとか会期に間に合う事ができました。
そもそも地元から中央へのこだわりのもと、ぷかぷ館から始まった桜の写真展。次は昨年の仙台、そして今年は東京、札幌、そして最後の締めの地元秋田市での開催。四日間の短い会期ではありましたがたくさんの方にお越しいただきました。被災地の石巻や仙台からもかけつけていただきまして、感謝のことばもございません。ポストカードやオリジナプリントもたくさんお買い上げいただきまして
本当にありがとうございました。売り上げは私なりの方法で義援金として被災地に送らせていただこうと思っています。
仙台も含めるとこの桜逢瀬の桜達はのべ12000人以上の方に見ていただきました。こんなたくさんの方にご覧いただき、ほとんどの方が最後は笑顔で帰っていただきました。
桜の力ってすごい!写真の力ってすごい!そんな事を感じました。
これを節目にまた初心にかえり、一から撮り始めようと思っています。
そして正直なところ年ですから、結構疲れました。でも普通に写真が撮れるってものすごくありがたたいことなんだ!そんなことも教えてもらいました。
秋田もフクジュソウが見頃です。どんな時にも春は間違いなくやってきます。自然ってすごいなあ〜
そんなことを考えながらのんびり春を楽しんでいる今日この頃です。
投稿者 hitomi : 12:41 | »
2011年03月31日
秋田写真展はじまります。
いよいよ明日から、「桜逢瀬」写真展の最後の開催地、「秋田市アトリオン」ではじまります。四日間の短い会期ではありますが、会期中は会場におりますので、お時間のある方は是非ともお越し下さい。撮影秘話や桜に対する想いなど・・・いろいろと質問してみてくださいね!
では、ぷかぷ館館長の姉と共に会場でお待ち致しております。
投稿者 hitomi : 22:49 | »
