「徒然日記」が訛って「づれづれ日記」に!? 笑いあり、時に涙ありのドタバタ撮影秘話や日常のあれこれをお届けします。

悲惨な津波の現実を見た時から、心と体の機能が停止している感じがします。
ひどすぎる現実にたじろいでいます。
まだ連絡がとれない友人もいます・・・
しばらくホームページもお休み状態ですみませんでした。
たくさんのご報告があります。
まずは「桜逢瀬」写真展のご報告です。
東京展はつつがなく、たくさんの方に見て頂きました。ご来場の皆様に心より感謝申し上げます。
そして一週間後の札幌展。初日が地震が起きた3月11日でした。
会場もかなりの揺れで、北海道沖が震源地かと思いました。ネットで調べてみたら、なんと三陸沖が震源地とのニュース。え?ただ事ではないぞ!・・・といや〜な胸騒ぎがしました。
時間が経つにつれ、徐々に伝わってくる被害の大きさに愕然としました。
こんな状態で写真展を続けていいものか?・・・と関係者の方にも相談をしましたが、「こんな時だからこそ、写真の力を信じて続けましょう!」との結論に達しました。
被災地の桜の写真もありましたので、6日間複雑な思いのなか、写真展を続行させていただきました。こんな状況のなかでもお越し頂きました、札幌の皆様に深く深く感謝申し上げます。
今では開催して良かったと思っています。私にとって一生忘れられない写真展になると思います。
そして札幌展終了後は、予定の日に地元角館へ無事帰ることがました。
心配していた「ぷかぷ館」は、残念ながらダメージが大きく、現在お客様をお迎えする事が出来ない状況ですので、しばらくの間お休みを頂きます。
再開の見通しは現在立っておりません。
いつも「ぷかぷ館」にお越し頂いている皆様、応援してくださる皆様に心よりお詫びを申し上げます。
残念ではありますが、被災された皆様にくらべたら、閉館ごときでじたばたしてもしょうがありません。命があるだけありがたいことです。
最後に4月1日から4日までの地元秋田のアトリオンでの「桜逢瀬」写真展は、予定どおり開催させて頂く事になりました。
どうにか、札幌からの写真の搬送が間に合いそうです。
当日は満開の桜の元で、少しは元気をとりもどして頂ければと思っております。
私には写真でしか応援できません。淡々と自分の身の丈にあった支援を送りたいと思っています。