今月の一枚・2016年7月

 今の時期・・・ブナの森を歩いていると地面に何者かが切り取って丸めたような葉を見つけることがあります。開いて中を見てみると(ごめんなさい。確認後あわてて元に戻しました)虫の卵が1個入っています。これは、いわば虫のゆりかご、揺藍(ようらん)とも呼ばれています。親は卵を産み付けると葉の付け根をかじり、葉が地面に落ちやすいように細工。やがて地面に落ちた揺藍の中では卵が孵化し、幼虫はこの葉を食べて成長します。
親心がしみるね〜