只今、ぷかぷ館にて「桜旅」〜桜を旅し、桜に帰る〜 を開催中です。
ぷかぷ館から見える桧木内川堤の桜もほんのり色付いてきました。
角館ももうすぐ桜の見頃となりそうです。
今回の展覧会では、小松ひとみが日本各所を巡って撮り歩いた桜の写真が会場を埋め尽くしています。角館の桜まつりと一緒に、写真展で本州と四国の桜旅をお楽しみいただけたらと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
本州、四国を巡って撮った桜の写真が会場を埋め尽くしています。
 
館内でもお花見気分をご堪能いただけたらと思います。
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ぷかぷ館カフェコーナーでは、桜まつり期間の特別メニューも花盛り。コーヒー、紅茶やケーキの他、ビール、ソーセージなどを注文出来ます。
カフェの窓辺から見える桜並木も、もうすぐ見頃を迎えそうです。
 
ぷかぷ館の1階は、自転車レンタルの「レンタサイクルサムライ」さんです。最近、ラーメン屋さんもオープンしました!店長さんが笑顔で迎えてくれます。
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■小松ひとみ写真展「桜旅」〜桜を旅し、桜に帰る
●展示開始:4月9日スタート! ●入場無料
●開館時間:4月18日〜5月6日 ◇9:00〜19:00(水曜日も開館)
      上記以外は通常通り、10:00〜17:00(水曜定休)
※ゴールデンウイーク明けの5月7日、8日は臨時休業とさせていただきます。
◇開館スケジュールの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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■写真展「桜旅」〜桜を旅し、桜に帰る 開催に寄せて

小松ひとみ

 角館で生まれ、育った私にとって春の桜の時期は一年のうちでもっとも心躍る季節です。長く厳しい冬をじっと耐えたご褒美が満開の桜なのか、町中が桜の香りで一杯になります。
 私の通った小学校は現在の伝承館付近にありました。教室の窓から満開の桜を眺め、桧木内川沿いのグランドで春の運動会。桜吹雪のなかを駆けっこし、母の作ってくれたごちそうがたくさんつまったお重にも花びらがびっしりと敷き詰められた思い出が、宝物のように心に残っています。
 そんな環境で育ったからでしょうか、とにかく私は桜が大好きです。写真の仕事を始めてからは、桜前線を追いかけて北上する桜行脚が春の恒例行事になってしまいました。桜の花を見ると、寝る時間も食事の時間さえも惜しみ、夢中でシャッターを切っている桜狂いの私。そんな日々の中で唯一気になるのは、地元角館の桜情報です。開花の情報を聞くと、どこにいようとも車を飛ばして角館に直行します。やはり子どもの頃から親しんだ「おらほの桜」が、今年はどのように咲いてくれたのだろうかと、この目で確認したくなるのです。
 旅先から帰り、多くの観光客が「おー」と感嘆の声をあげて角館の桜を見上げている姿を見ると、私まで誇らしい気分になります。こんな気分にさせてくれるのも、桜守や地元の人たちが一年かけて丹精こめて手入れをしてくれているからです。
 桜の名所と呼ばれている地区には、必ずこのような方々がいらっしゃいます。私の写真を見て、普段は表に出ることのない、そんな方々が大切に育てた桜の素晴らしさの一部でも感じとっていただければ幸いです。
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角館の桜まつりと一緒に、写真展で
本州と四国の桜旅をお楽しみいただけたらと思います。
ぷかぷ館へのご来館を心よりお待ちしております。