今週のフォトリウムは小松が担当させていただきました…
青森県八甲田のヤナギラン群生の景色をお届けします。高原の朝の空気感をお楽しみくださいね
 
 
 
 

2025/09/04 八甲田山
八甲田 ヤナギラン群落今週のフォトリウムは青森県八甲田山麓のヤナギラン群落をお届けします。
東北では岩手県の安比高原のヤナギランが有名ですが、
八甲田の東に位置する田代平箒場にも小規模ながらヤナギランの群生を見ることができます。

7月中旬、3日間に渡ってヤナギランを愛でながら撮影をしてきました。

1日目はほぼロケハンに費やしルートの確認、
2日目はやませ(東風)の強風の中での撮影。
3日目の朝に、ようやく風は治り、近くの水が沸くグダリ沼からも
川霧が発生し思い描いた光景となりました。

でも、太陽がヤナギランに差し込むと、あたり一面は一気に気温上昇。
レンズは曇るし、高原特有の虫が大発生(ユスリカでしょうか?)
アタフタしながらの撮影でしたが、それらのトラブルも
なかなか現地に来ることができない方達には楽しい映像かな?と思い
そのままカメラを回し続けていました。
現場の臨場感をお楽しみいただければと思います。

以前ヤナギランについて調べたことがありました。

ヤナギランはランの仲間ではありません。
花がランの花に似ていることから名前がつけられたようですが、
実際はランの仲間ではなくアカバナ科アカバナ属の植物です。
山火事の跡地・森林の伐採跡地・林道沿いの湿った草地などに群落をつくることが多く、
山小屋周辺やスキー場などの裸地にいち早く侵入しますが、
土壌が安定し他の植物が生育することにより群落が絶えてしまうことがあるとのこと。
英語では「Fireweed」:太字のイコール:「火の草」と呼ばれているのもうなずきます。

荒地にいち早く咲き、土壌が安定すると次の植物にその場を譲る!
その潔さは、ちょっとカッコイイ生き方だと感心したものでした。
その時から私はヤナギランファン。毎年この時期になると会いに出かけています。

撮影 小松ひとみ
使用カメラ 富士フイルムXシリーズ

https://www.youtube.com/@PHOTORIUM-xu6yl/videos