今月の一枚・2005年3月
3月だというのに、秋田は毎日毎日だるまさんマークの雪又雪・・・
今年は本当に春が待ち遠しい!
里が春めき、川辺のネコヤナギがふくらむ頃、雪深い和賀山塊にも春の訪れを告げるこの雪割草(オオモスミソウ)が咲き始めます。
日当たりがよく、雪解けの早い急な南斜面に、白いオウレンの花とともにひっそりと咲いています。
少し山道を歩かなくてはこの花に出会うことはできないのですが、「今年はもう咲いてるかなあ・・・咲き具合はどうかなあ・・・」などと考えながら歩く時間は何とも言われぬ至福の時です。
この花が咲くと私の撮影モードも長い冬眠から覚め、フルパワーにスイッチが切り替わりっていきます。私に春を教えてくれる花です。