季節は春なのにまだまだ余寒厳しい二月の渓谷の写真です。
場所は秋田と岩手を結ぶ仙岩峠。良く通るこの道沿いの渓谷は四季折々美しい表情を見せてくれます。
この時も比較的湿った牡丹雪が枝の梢まできれいに着いてくれたので思わず車を止めて撮影をしました。雪が降っている時の写真は、降る量や早さによって写真のイメージが変わってきます。あまり雪が降りすぎると全体に靄がかかったような写真になり雪がうまく写らないので、降る加減を見ながら、シャッター速度を変えながら撮っていきます。この時もいろいろシャッター速度を変えて撮った中の一枚です。降っている雪も写りつつ、渓谷の奥行き感もだせることが出来たかなあ・・・と思っています。

雪の写真を撮るときは、自分の足跡が写真の邪魔をしてしまうときありますので注意しながら足場を決めます。まして渓谷や岩場は落とし穴状態になっているので慎重に慎重に・・・