「徒然日記」が訛って「づれづれ日記」に!? 笑いあり、時に涙ありのドタバタ撮影秘話や日常のあれこれをお届けします。

我が家には小さな、小さな中庭があります。丁度事務所の窓からその中庭を望む事が出きるので、結構生き抜きに窓からの景色を眺めたりするんですが、今年はその中庭がすっかり雪で覆われてしまいました。かすかに空が見える程度で、ちょうど中庭に巨大かまくらが出来た状態です。今もそのかまくら?を眺めながら日記をかいています。
今年の雪はとにかく半端じゃないです。このままでは生活にも支障を来すどころか命の危険も出てきそうです。山の積雪量も半端ではないので、表層雪崩の危険は例年以上です。どんな事が起こるか予測が付かないので、安易に山には入る事ができない状態ですね。
平地でも様々な弊害が起きています。先日は交通機関が完全にマヒ状態!秋田新幹線も開業以来の終日運休。
買い物に出掛けようと思っても道は悪いし危険だし、時間はかかるし、お店にいっても魚は冷凍物ばかり、野菜も高い。追い討ちをかけるようにガソリン、灯油は高騰!ホントいい事がありません。
そんな中、一昨日夕焼けを撮ろうと思い近くのたんぼにでかけました。不覚にもカンジキを忘れてそのままズボ足で雪原に足を踏み入れてしまいました。
これが大失敗!!!
やはり今年の雪は半端ではありませんでした。腰まで抜かる雪に悪戦苦闘。若いころはよくラッセルしたものですが、さずがにカメラと三脚を背負って腰までの雪の中を進むのは至難の技!
結局夕焼けもあまり良くなく目差す撮影ポイントまでももちろん到達することもできずに、日が暮れてどんどん暗くなっていく中、一人深雪のなかでもがき苦しんでいたのでした。なんとか無事帰ってこれたものの、万が一途中に穴や湿地帯でもあれば大変な事になっていたなあと恐くなりました。
”すぐそこだから”という安易な油断と”雪の恐さは知っているつもり”なんて言う自分自信の驕りと過信から軽はずみな行動をとってしまったと深く深く反省!
何千メートル級の山であろうが、そのへんの田んぼであろうが、自然の怖さは同じ。決して甘く見てはいけない。そう大雪から教えられた思いでした。