「徒然日記」が訛って「づれづれ日記」に!? 笑いあり、時に涙ありのドタバタ撮影秘話や日常のあれこれをお届けします。

桜逢瀬写真展

桜逢瀬写真展無事終了致しました。たくさんの方にご支援頂き、また会場にも足を運んでいただきましてありがとうございました。
2月25日からはじまりました東京は、さすがの人出!「やっぱ東京は大きいんだな〜」と驚き、連日の超満員にびっくり仰天!なれない共通語に少々疲れました。
次の札幌写真展は、初日があの大震災が起こった3月11日。このまま写真展を続けていいのか随分迷いました。でも「写真の力を信じましょう!」というサロンの方の後押しで写真展は続行。
被災地の桜の写真もあったので外す事も考えましたが、そのまま展示させてもらいました。連日、その写真の前で佇み涙する人が多く、お客様と共に、被災者の方のご冥福を祈り、またいつかこの景色に戻る事を信じましょう。と語り・・・・
また連日のニュースで落ち込んでいたけど写真を見て気持ちが楽になりました。と穏やかな表情で帰られたお客様をみてホッとしたり・・・・普通の写真展では感じ得ない想いを頂き、そして励まされ、一生忘れられない写真展となりました。札幌での六日間は耐震ビルの中での写真展、電気も水道も止まる事もなく、普段と変わりない生活を送る事ができました。なんだか桜に誘われて安全な所に連れて行ってもらったような気がしました。
そして最終の秋田展。こちらも当初開催するべきか?思い悩みましたが,先輩カメラマンや友人達の後押しもあり開催する事に決めました、でも問題は写真の輸送。それも札幌のフジフォトサロンの方々のご尽力でなんとか会期に間に合う事ができました。
そもそも地元から中央へのこだわりのもと、ぷかぷ館から始まった桜の写真展。次は昨年の仙台、そして今年は東京、札幌、そして最後の締めの地元秋田市での開催。四日間の短い会期ではありましたがたくさんの方にお越しいただきました。被災地の石巻や仙台からもかけつけていただきまして、感謝のことばもございません。ポストカードやオリジナプリントもたくさんお買い上げいただきまして
本当にありがとうございました。売り上げは私なりの方法で義援金として被災地に送らせていただこうと思っています。
仙台も含めるとこの桜逢瀬の桜達はのべ12000人以上の方に見ていただきました。こんなたくさんの方にご覧いただき、ほとんどの方が最後は笑顔で帰っていただきました。
桜の力ってすごい!写真の力ってすごい!そんな事を感じました。
これを節目にまた初心にかえり、一から撮り始めようと思っています。
そして正直なところ年ですから、結構疲れました。でも普通に写真が撮れるってものすごくありがたたいことなんだ!そんなことも教えてもらいました。
秋田もフクジュソウが見頃です。どんな時にも春は間違いなくやってきます。自然ってすごいなあ〜
そんなことを考えながらのんびり春を楽しんでいる今日この頃です。