「徒然日記」が訛って「づれづれ日記」に!? 笑いあり、時に涙ありのドタバタ撮影秘話や日常のあれこれをお届けします。

先日十和田・奥入瀬・八甲田で三日間の写真教室を行いました。風景写真は天気との勝負、その日の天候に合わせて撮影場所を選択しながらスケジュールを組みます。生徒さんはほとんどが東京、なかには新潟から参加してくださったと言う方もおられて、こんな頼りない講師のもとに高いお金を払ってまで参加してくださりどうもありがとうございます。そんな気持ちでした。このツアーはJR東日本の企画(ジパング倶楽部・大人の休日)ですがみなさん60歳以上、最高齢は81歳。写真はこちらが先輩でも経験豊かな人生の達人ばかり、撮影中も夜の宴会も楽しく充実した三日間でした。
いろいろな写真教室をさせていただく機会が増えてきましたが、この写真教室は自分の両親と接しているようで心が和みます。父は10年前に他界してしまいましたが、生前は趣味で日本画を書いていました。休日はよく両親と山にでかけ、私は写真を撮り父は絵を書き、それをのんびり母が見ている・・・とても幸せなゆったりとした時間でした。元気がとりえの母も今はリュウマチと戦う毎日。写真教室で元気に走り回る生徒さん達とそのころの両親の姿とがオーバーラップして、少しでも楽しく、いい写真が撮れるようお手伝いしたいなと心から思います。また明日から同じ企画のツアーの二回目が始まります。今度はどんな出会いがあるか今から楽しみです。